大阪から「美術/アート」を拓く 第Ⅱ部 登壇者紹介・アンケート
第Ⅱ部 美術コレクションから考える大阪
大阪の実業家・山本發次郎の収集作品をはじめ約5700点の美術作品を所蔵する大阪中之島美術館(2021年開館予定)。20世紀後半に生まれた美術作品を中心に約7900点を所蔵する大阪府20世紀コレクション。これらを中心に「美術コレクション」という視点から、「大阪」の課題と可能性を探ります。
司会 小吹隆文
登壇者 菅谷富夫、中塚宏行
登壇者紹介・アンケート
小吹隆文(こぶき・たかふみ)
フリーライター
○現在、主にどのような活動をおこなっていますか?
新聞、雑誌、ウェブ媒体に美術系の記事を執筆。
○「美術/アート」活動を通じて実現したいことは
美術や美術展に興味を持つ人が、自分の知らない作家、展覧会にアクセスする橋渡しをする。
○大阪の「美術/アート」状況について思うことをお聞かせください
美術館レベルでは、大阪中之島美術館の開館が起爆剤となり、活性化する可能性がある。
画廊レベルでは、ファインアートを扱う画廊の世代交代が進んでいない。特に貸画廊は今後10年で激減するかもしれない。
○登壇されるシンポジウムへの期待や意気込みなど、ひと言メッセージをお願いします
中塚さん、菅谷さんから内容の濃い発言を引き出せるように心がけます。
菅谷富夫(すがや・とみお)
大阪中之島美術館準備室 室長
○現在、主にどのような活動をおこなっていますか?
2021年度に向けて大阪中之島美術館の開館準備をしています。
○「美術/アート」活動を通じて実現したいことは
多くの方々に美術の楽しみを知っていただくこと。
○大阪の「美術/アート」状況について思うことをお聞かせください
ひと言でいえば、低調になりつつあるという印象を持っています。
○登壇されるシンポジウムへの期待や意気込みなど、ひと言メッセージをお願いします
多くの方に大阪中之島美術館について知っていただく貴重な機会と思っています。
中塚宏行(なかつか・ひろゆき)
大阪府府民文化部文化課・研究員
○現在、主にどのような活動をおこなっていますか?
大阪府20世紀美術コレクションの管理と活用、調査と研究、美術関連業務全般
東大阪市、枚方市、豊中市など、府内市町村の美術関連事業協力
大阪を中心とする関西の近・現代美術の調査研究
○「美術/アート」活動を通じて実現したいことは
美術/アートの普及と振興と活性化
○大阪の「美術/アート」状況について思うことをお聞かせください
大阪の「美術/アート」とは何か?が問われている。
第2回大阪芸術文化交流シンポジウム 大阪から「美術/アート」を拓く
(2020年1月25日開催・主催:大阪アーツカウンシル)