第8回大阪芸術文化交流シンポジウム「大阪で“創る”って面白い!」の登壇者について

第8回大阪芸術文化交流シンポジウム「大阪で“創る”って面白い!」の登壇者についてご紹介します。
シンポジウム登壇者

花岡京子(大阪アーツカウンシル アーツマネージャー / 伝統芸能コーディネーター / 花福座 主宰)
2021年1月より「花福座~伝統芸能応援部」という屋号を個人の活動に名付け、「日本の伝統芸能を応援する人」としてFacebookページにて立上げ宣言。
主な活動としては
- 伝統芸能の継承者を応援する20-30人規模の小さな公演を数多く開催
- 自身の観劇レポートやお勧め公演案内をSNS上で公開。投稿数月間40本程度。
- 演奏者、芸人自身の開催する公演での司会、受付、会場設営等のヘルプ(裏方)
- 伝統芸能の公演に携わるプレイヤーおよびプロデューサー、主催者等へのアイデア提供、人的マッチング
- 公演プログラム 演目説明・コラムの寄稿
など。
立ち上げ~5年で48公演主催(共催含む)。ジャンルは伝統芸能全般。現時点で招聘出演者49人・総客数 のべ1000人以上
大阪生まれ大阪育ち。ホームタウン好き。
だから大阪の良いところ、大阪ならではの面白さをみなさんと共有したいし、アートで人も街ももっと面白くならへんかなーといつも思う。
そんなヒントがシンポジウムで浮き彫りになれば、と考えています。
花岡京子

古川 剛充(ゲキゲキ主宰・演出家・俳優 / 株式会社APTEL代表取締役 / 日本演出者協会 関西ブロック事務局長)
1986年1月7日、兵庫県生まれ。
関西小劇場を拠点に、プロデューサー・演出家・俳優として活動を行う。
2020年のコロナ禍には、関西で活動する18劇団を集めた『ターニングポイントフェス〜関西小劇場演劇祭〜』を主催。演劇にとどまらず、ジャンルを越えたクリエイターの交流を目指す音楽ライブも企画するなど、活動の幅を広げている。
2024年からは国際演劇プロジェクト『日韓演劇交流会〜ミックスジャム〜』を立ち上げ、2025年には同名義の企画が韓国ソウルでも開催されるなど、プロデューサーとして国際的な舞台芸術交流にも精力的に取り組んでいる。
初めまして。ゲキゲキの古川剛充です。
舞台芸術の分野で、これから大阪にどのような変化が求められるのか——豊富な経験と知識をお持ちの皆さまとお話しできることを、とても楽しみにしております。近年は韓国を中心に国際演劇事業にも力を入れておりますので、そうした取り組みについても共有できれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。古川剛充

Yukawa-Nakayasu(アーティスト / TRA-TRAVEL共同創業者 / SUCHSIZEディレクター)
①「歴史や習俗や習慣に内在する人々の営み」を現代へと再解釈する事をとおして、 現在起きている言語化できない現象や問題を視覚化する作品を制作。②2019 年に「TRA-TRAVEL(トラトラベル)」を立ち上げ、国際的なアートネットワークを創造するプロジェクトを企画。③2024年には、大阪西成区に「SUCHSIZE(サッチサイズ)」をオープンし、自然の循環と人々の関係を芸術分野から研究する展覧会やトークなどをディレクションする。この3つの立場から、現代美術と、日本を中心とするアジアの風土で育まれてきた文化芸術や習俗、信仰との関係性を探求しています。
「10年以上、大阪で活動し続けています」というキャリアを改めて思い返すと、さまざまな人や地域に助けられてきたなぁと感慨深く思います。
この経験をもとに描き直した「わたしなりの大阪」を、皆さんに丁寧にお届けできたらと思います。
Yukawa-Nakayasu

米子 凪里(アートマネージャー / 藝術新社 漂泊 主宰)
1993年、大分県生まれ。大分県立芸術文化短期大学国際文化学科を卒業後、フランスに渡り、公共空間における人々の営みや関わりに興味を持つ。2016年より地元の公共文化施設で事業担当を経て、2019年からJR由布院駅構内の待合室兼アートスペースに勤務。同年、「藝術新社 漂泊」を設立。地域社会と文化芸術の関係性を軸に企画制作、コーディネートを行う。対話と協働を通じて、異なる立場の人々をつなぐとともに分野にとらわれない視点で、実験的で多様な活動を展開している。
アーツマネージャー(主に美術担当)の米子です。大阪と大分の2拠点で活動しながら、それぞれの文化芸術の現場に触れています。大阪は、地域ごと・時代ごとに多様な動きが積み重なり、新たな流れが生まれている、魅力的なまちだと感じています。内と外のあいだに立つ視点から、“創る”ことの面白さを共有できれば嬉しいです。
米子凪里
大阪アーツカウンシル メンバー

宮崎 優也(指揮者/大阪アーツカウンシル 統括責任者/日本芸術文化振興会 プログラムオフィサー)
1988年東京生まれ。高校を卒業と同時に渡米。指揮、音楽学、神経心理学を学び、ノーステキサス大学院にて修士号取得と博士号単位取得満期退学。11年間の米国における音楽活動から帰国後、関西圏にてフリーランスオペラ指揮者として活動開始。堺シティオペラ一般社団法人のアーティスティックディレクター兼事務局長を経て、現職。龍谷大学国際学部非常勤講師。フリーランス指揮者として活動する一方、非営利文化芸術活動を中心に事業評価、調査研究、政策提言、研修などの活動環境整備にも関わっている。
東京で生まれ、高校卒業後にアメリカへ音楽留学し、その後11年間、欧米で音楽活動を続けてきました。ご縁があって大阪で活動するようになり、自由なアイデアを試せる環境や、何でも「面白がってくれる」お客さんの気質、世代やジャンルを越えて人が自然に交わり、そこから新しい表現やプロジェクトが生まれていく土壌に、日々魅力を感じています。
本シンポジウムでは、そんな大阪ならではの言葉にしにくい“空気感”を少しでも言語化し、これからの大阪の文化政策を考えるきっかけを、皆さんと一緒につくれたら嬉しいです。
宮崎優也

垣沼 絢子(大阪アーツカウンシル委員 / 立命館大学専門研究員(日本学術振興会特別研究員 PD))
1987年愛媛県生まれ、大阪在住。立命館大学専門研究員(日本学術振興会特別研究員PD)、京都産業大学・大阪大学非常勤講師。大阪大学文学研究科文化表現論専攻(演劇学・音楽学)博士後期課程修了。博士(文学)。制度の変化にともなう20世紀の芸術娯楽文化思想と上演文化産業の形成について、労働およびジャンル横断・伝統芸能の近代化・文化交流の観点から研究している。演劇の現場・研究・観客をつなぐ「げきがく」を共同主宰。2020~2024年、公益財団法人吹田市文化振興事業団(吹田市文化会館メイシアター) 評議員。近著に『近代日本の身体統制:宝塚歌劇・東宝レヴュー・ヌード』(単著)、『コンクール文化論』(共著)。
アーツ委員(主に演劇担当)の垣沼です。大阪では昔から、舞台芸術において、面白い試みが色々ありました。それは今も続いています。シンポジウムでは、まさに今、文化芸術分野で活躍している方々のお話をうかがいながら、アーツ委員として見てきた大阪の面白さについて、皆さんと共有できれば嬉しいです!
垣沼絢子

北村 智子(大阪アーツカウンシル委員 / アートアドミニストレーター)
1975年神奈川県生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学専攻にてアートマネジメントを学ぶ。東京で企業メセナ協議会に勤務後、2009年に大阪の千島土地(株)に入社。同社の地域創生・社会貢献事業である「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」「アヒルプロジェクト」「おおさか創造千島財団」の設立準備〜運営などを担当した。2019年からはフリーランスとして、千島財団が創設したWebメディア「paperC」の運営に従事。(一財)おおさか創造千島財団評議員、西宮市文化まちづくり推進委員。
大阪・関西万博が終了し、ここ数年万博の機運醸成を目的として企画・実施されてきた大阪府・市の文化事業も今年度で一段落となります。また現在、大阪府市文化振興会議にて、来年度から向こう5年間の大阪府・市の文化施策の方向性を示す文化振興計画の内容が検討されています。この節目のタイミングで開催する今回のシンポジウム、ぜひ参加者の皆様と一緒に、大阪の文化行政の未来について考えたいと思います。
北村智子

塚原 悠也(大阪アーツカウンシル委員 / contact Gonzo パフォーマー・KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 共同ディレクター)
京都市生まれ大阪市在住。contact Gonzo メンバー、KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター。 関西学院大学大学院文学部美学専攻修士課程修了。2002 年に NPO DANCEBOX のボランティアスタッフとして参加した後、 2006 年パフォーマンス集団 contact Gonzo の活動を開始。 殴り合いのようにも、ある種のダンスのようにも見える、既存の概念を 無視したかのような即興的なパフォーマンス作品やインスタレーション 作品を、国内外、屋内外で多数制作。

沼田里衣(大阪アーツカウンシル委員 / 大阪公立大学大学院文学研究科 准教授)
音楽魔法士して、音、からだ、ことばを使って様々な人々との対話を繰り返しながら思考する実践を行う傍ら、技術や価値観の差異を超えた音楽作りについて研究する。2007年、神戸大学より博士(学術)取得。2005年より「音遊びの会」主宰(代表2017年まで)、2014年よりおとあそび工房主宰(代表2021年まで)。2022年より「他者・音楽・研究」会を実施。論文に「音とことばによる対話に関する臨床音楽学研究:『おとあそび工房』における試みから(アートミーツケア学会第13号・共著)、共著本に『障がいのある人の創作活動―実践の現場から』(あいり出版)等。
大阪アーツカウンシルの委員になって二年目となりました。大阪のアートシーンについて、色々と学ばせていただいています。音楽や福祉を専門としていますが、領域に限らず、面白いことを色々とできる場が増えていったら、と思っています。
沼田里衣
